2010年7月3日土曜日

ノマドの巣=Coworking

松村太郎さんのブログで「ノマド・Work 2.0というテーマについて」という記事を読みました。既に半年前の記事なので、今更遅すぎなのですが、Coworking という在り方を考える上でとても参考になったので、ここで思ったことを書いてみたいと思います。

この記事は green drinks Tokyo! というイベントに松村さんが参加されたのを受けてのものなのですが、このイベントのレポートは、こちらこちらが詳しいのでご参照ください。松村さんの他にヒマナイヌ・カワイさん、 鈴木菜央さんとのトーク・セッションだったようです。
また当日のスライドはこちらになります。

ブログのなかで松村さんが以下のキーワードを挙げられています。
・会社組織に所属 → 契約型の社会へ
・転職 → 加職
・telework → live
・身体性のコミュニケーション
・仲間を増やす
・ノマドの巣
・デジタルネットワーク・モバイルの活用
・チアリーダーとバディをみつける
・修行の場と時間

キーワードから勝手に想像すると、ITの発達によって、仕事の単位が組織から個人へと移行してきている。個人がパワーを持つ時代に移ってきている。またモバイル化、クラウド化の進行で仕事する場所も自由度が増してきた。これによりノマドというスタイルが確立した。しかし一方で、今まで組織から必然的に提供されていたコミュニケーションや仲間といったものが、置き去りにされてしまった。これらは人が生きていく上では欠かせないものだが、ノマドというスタイルではそれが十分に得ることは難しいというのが今後の課題、というようなストーリーでしょうか。(全然違ってたらすみません)

そのなかで特に「ノマドの巣」について松村さんは続けて、こう書かれてます。
 僕としては「ノマドの巣」について、ギルドなのかタレント事務所なのか、あるいはもっと違った例のないふわっとしたモノなのかはわからないけれど、ノマドがうようよしていて、有機的に何かが生まれる場と、その生まれ方のモデルみたいなツールが必要なんじゃないか、と思っているが、これは成熟したWork 2.0の社会の姿なんじゃないか、とも思える。

この「ノマドがうようよしていて、有機的に何かが生まれる場」って正にCoworkingなのではないかとかんじました。

Coworkingすることで、フリーランサーが実現できる領域が飛躍的に増え有効に機能し、より多様性に富んだ社会を重層的に創りだすことができるのではないかと思ってます。

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